今回のトピックス、「米同性愛者入隊問題」「無人機攻撃増加」「米軍兵士の精神疾患激増」「イスラエルの人権問題」「石打ち刑女性続報(イクナイ)」「ウィキリークス関連」「スーチー人権デーでメッセージ」「ノーベル平和賞関連続報(超大量)」「朝鮮半島情勢続報」「北朝鮮国内情報」「「公安情報」流出、告訴」、ほか。

3日も留守にすると、スクラップがえらいことになっとる……
特に、ノーベル平和賞出欠関連が。


ともあれ、行くぜ!


◆ ◆虹の記録、あるいは性的少数者に風通しのいい世界は◆ ◆

12月10日 時事通信(goo経由)
米上院、同性愛者の入隊規制撤廃阻む=大統領は失望、再考促す 
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101210X536.html

メモ。

>賛成57、反対40で、撤廃に反対する共和党の議事進行妨害を阻むために必要な上院定数100の5分の3に当たる60票に届かなかった。  



◆ ◆アメリカ戦争◆ ◆

12月08日 朝日新聞
米の無人機攻撃、パキスタンで増加 原理主義勢力狙う 
 http://www.asahi.com/international/update/1208/TKY201012080404.html

>米軍無人機は6日、アフガンと接する部族地域の北ワジリスタン地区で民家と車を爆撃。地元紙によると武装勢力とみられる5人が死亡した。  

パキスタン国内への無人機攻撃は、2004年に開始。パキスタン政府は、公式には「主権の侵害」と非難しているが、告発サイト「ウィキリークス」が暴露した米外交公電によると、ギラニ首相は無人機攻撃を容認したという。 

あらら、二枚舌。


12月10日 CNN
米軍兵士の精神疾患が激増 国防総省の調査 
 http://www.cnn.co.jp/usa/30001170.html

>米軍の男性兵士の通院理由で最も多いものは精神疾患であるという実態が、米国防総省の11月の調査報告で明らかになった。女性兵士の場合でも精神疾患が妊娠関連の症状に次いで2番目に多い 
 
……



◆ ◆不寛容な世界◆ ◆

12月11日 時事通信(goo経由)
イスラエル、出席認めず=核開発暴露の元技師―人権団体授賞式 
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101211X764.html

イスラエルの核開発に関する機密情報を暴露して国家反逆罪に問われ、18年間にわたって服役した元原子力研究所技師モルデハイ・バヌヌ氏(56)に対し、国際人権団体が賞の贈呈を決めたところ、イスラエルが同氏の出国を認めなかった 

中国だけじゃあねぇ。


12月11日 CNN
石打ち死刑宣告の女性が罪認めるとの会見放映、イラン 
 http://www.cnn.co.jp/world/30001184.html

続報。どうにも良くない方向へ動いている模様。



◆ ◆ウィキリークス関連◆ ◆

12月10日 時事通信(goo経由)
ウィキリークスへの圧力懸念=表現の自由阻害の恐れ―人権高等弁務官 
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101210X414.html

メモ。

内部告発サイト「ウィキリークス」への寄付が、金融機関による口座閉鎖などで妨害されている問題について、「情報公開への検閲ともいえ、表現の自由を認めた権利に抵触している可能性がある」と 


12月11日 読売新聞(goo経由)
ウィキ取引企業に政府の圧力ない…米司法長官 
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20101211-567-OYT1T00232.html

どうだか。



◆ ◆国境を越えて・ビルマ◆ ◆

12月09日 AFPBB
ミシェル・ヨー、映画でスー・チーさん役に 
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/world/CO2010120801000879.html

12月08日 共同通信(goo経由)
スー・チーさんの生涯映画に フランス人監督が製作 
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/world/CO2010120801000879.html
なんかイメージ大分違うなぁ。


12月10日 時事通信
人権デーでメッセージ=スー・チーさん 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000207-jij-int
または
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101210X663.html

時事、短いんで、全文引用で。

ミャンマー民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんは10日、世界人権デーに合わせ国連欧州本部で開かれたイベントにビデオメッセージを寄せ、「人権が尊重されなければ真の民主主義は存在しない」と訴えた。  
 
スー・チーさんは「自由と安全が確保されない人生は意味を持たない」と強調。一連の民主化活動を通じ「人権擁護が人類の義務だと信じる世界の人たちから連帯感を与えられた」と強調した。 



◆ ◆ノーベル平和賞出欠関連◆ ◆

12月08日 時事通信
中国、数百人の出国禁止か=平和賞授賞式参加を阻止 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101208-00000154-jij-int
または
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101208X155.html

12月10日 朝日新聞
平和賞、授賞式迫る 活動家オスロへ 中国では出国制限 
 http://www.asahi.com/international/update/1210/TKY201012100007.html

>楊氏は「中国は大きな監獄のような国だと国際社会に言っているのも同然だ」と述べた。 (時事8日) 

同意。


12月09日 共同通信(goo経由)
反平和賞デモに参加を、と圧力 中国外交官 
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/world/CO2010120901000357.html

ノルウェーに住む中国人に対し、授賞式に合わせて行われる「反平和賞デモ」に参加するよう、中国外交官が「組織的圧力」を 


12月09日 時事通信
人権めぐり考えの違い鮮明=20カ国、式典欠席へ−ノーベル平和賞 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101209-00000150-jij-int
または
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101209X294.html

>こうした国々は、中国との関係が強いか、または中国と同様、国内に人権や民主化の問題を抱えているという「共通点」がある。セルビアは欠席理由について「中国との良好な関係を維持したい」と明確にしている。 

同じ穴のムジナ。


12月10日 読売新聞(goo経由)
平和賞授賞式を欠席のセルビアにEUが警告 
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20101210-567-OYT1T00180.html

12月10日 時事通信
平和賞授賞式に一転出席へ=セルビア 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000037-jij-int
または
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101210X448.html

わはは……


12月10日 朝日新聞
北京の人権派弁護士ら、郊外へ相次ぎ連れ出される 
 http://www.asahi.com/international/update/1209/TKY201012090479.html

12月10日 時事通信
6人以上の宴会禁止か=劉氏受賞の祝賀阻止―中国 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000104-jij-int
または
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101210X551.html

>また、中国各地の大都市では、警察が多くの民主派知識人に「旅行」を強要して郊外に連れ出し、事実上拘束した。北京、西安などの人権擁護運動の活動家や弁護士、学者らが拘束されている。 (時事10日)

ナニコレ怖い。

>法律家で中国政法大学講師の滕彪氏(37)は同日、自身のブログで、中国当局者に北京の郊外へ連行され、「12日まで監視下に置かれる」と告げられたことを明らかにした。その後、携帯電話はかからない状態が続いている。 (朝日10日)

>劉氏と共に「08憲章」に中心人物の一人として署名した人権活動家の余傑氏(37)は劉氏の受賞決定後、自宅軟禁下に置かれており、10月末に「妻が重い風邪を患っているが、病院に行かせてもらえない」という携帯電話のショートメッセージを最後に発信が途絶えていたが、9日午後に北京から連れ出された模様だ。 (朝日10日)

ヒドい。


12月10日 毎日新聞
ノーベル平和賞:劉氏の妻宅などは厳重な警備態勢 北京 
 http://mainichi.jp/select/world/asia/news/20101211k0000m030103000c.html

12月10日 時事通信
海外メディアを厳しく監視=北京の劉氏自宅前−ノーベル平和賞 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000213-jij-int
または
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101210X563.html

>10日正午過ぎに米国やドイツなどの外交官が劉霞さんにお祝いを述べようと立ち寄ると、中国政府関係者とみられる男性2人組が近づき、「寒いから長く待たない方が良い。健康のためです」と警告。外交官らは、劉霞さんと携帯電話での連絡がつかず、結局約30分後に立ち去った。 (毎日10日)


12月10日 AFPBB
中国、外国メディアの平和賞報道を妨害 
 http://www.afpbb.com/article/politics/2778617/6567038

12月10日 CNN
中国、海外メディアを遮断 平和賞授賞式を控え 
 http://www.cnn.co.jp/world/30001174.html

12月10日 時事通信
海外放送を遮断=国内メディアは授賞式黙殺―中国 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000212-jij-int

12月10日 読売新聞
平和賞授賞式直前、中国のテレビ画面が真っ暗に 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00001019-yom-int
または
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20101210-567-OYT1T01019.html

12月11日 ロイター
劉氏不在でノーベル平和賞授賞式、中国では放送遮断も 
 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18590320101211

BBCも声明で「BBCのサイトは、ニュースだけではなく全コンテンツが、中国のユーザーに対して遮断されていることを確認した。わが社だけではない。国際報道機関に属する多くのサイトも同じ状況だ。中国の視聴者たちが公正な、独立編集によるわれわれの報道へのアクセスを否定されていることを遺憾に思う」 (AFP10日)

>テレビ放送も、ノーベル平和賞に関する放送を流そうとすると画面が真っ黒になる。テレビ局は中国本土で番組を放送する際、事前に国の中継局に信号を送るよう求められている。この間12秒のずれが生じ、当局はその間に検閲を行うという。 (CNN)

>こうした状況は何年も前からあり、主にチベット、台湾、天安門事件、違法宗教団体「法輪功」に関する放送などが検閲の対象とされた。北京オリンピック以降、検閲は緩和されていたが、ここ数週間でまた厳しくなり、今度はノーベル平和賞や中国にかかわるウィキリークスの報道などが検閲対象になっているという。 (CNN)

(関連)
12月11日 時事通信
平和賞授賞式、ほぼ黙殺=中国紙 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101211-00000063-jij-int
または
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101211X750.html


12月11日 AFPBB
ノーベル平和賞授賞式、無人の椅子にメダルと賞状 
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2778800/6570906

12月11日 CNN
ノーベル平和賞、本人不在の授賞式 
 http://www.cnn.co.jp/world/30001182.html

12月11日 朝日新聞
主役不在の晩餐会…「劉氏に自由を」外ではたいまつ行進 
 http://www.asahi.com/international/update/1211/TKY201012110113.html

12月11日 毎日新聞
ノーベル賞:劉氏平和賞授賞式 75年ぶり「空席」 本人・親族不在 
 http://mainichi.jp/select/world/asia/archive/news/2010/12/11/20101211ddm001040006000c.html

12月11日 時事通信yahoo! 経由)
本人・親族も欠席=史上2度目、異例の授賞式−ノーベル平和賞 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101211-00000006-jij-int

12月11日 共同通信(goo経由)
劉氏不在でノーベル平和賞授賞式 74年ぶり、異例の式典 
 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/world/CO2010121001000794.html

>受賞者が式に出席できないことを示す空席が使用されたのは、1935年にドイツの平和運動家カール・オシエツキー氏が平和賞を受賞して以来だ。また、式に出席できなかった受賞者はミャンマー民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんとポーランドの自主労組「連帯」議長(当時)のワレサ氏、冷戦期ソ連の物理学者サハロフ博士と3人の例があるが、いずれも配偶者や親族が本人に代わって賞を受け取った (CNN)
 


◆ ◆朝鮮半島情勢◆ ◆

12月09日 毎日新聞yahoo! 経由)
<中国>砲撃事件から2週間、中朝国境覆う不安 丹東ルポ  
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101209-00000118-mai-cn

>一方、中国の物価上昇も北朝鮮の食糧事情に打撃を与えている。韓国の研究機関のまとめによると、今年1〜8月の北朝鮮の中国からの穀物輸入は、数量が前年同期比7.5%減なのに金額は同5%増だった。丹東で中朝貿易に携わる中国人男性は「取引の条件として食糧の支援を要求してくるケースが最近増えた」と明かす。 

……食いモノがなくては、生きていけないしなぁ……


12月11日 時事通信yahoo! 経由)
砲撃の「正当性」繰り返す=中国国務委員に北朝鮮―韓国報道 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101211-00000103-jij-int

まあ、そういうしかないもんな。



◆ ◆燃える北朝鮮◆ ◆

12月09日 時事通信
外国犯罪資料館の参観者増加=砲撃事件後、引き締めか―北朝鮮 
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101209-00000168-jij-int
または
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101209X370.html

外国犯罪資料館。そんなもんがあるとは、知らなんだ。


12月11日 時事通信
韓流ブーム、北朝鮮でも=取り締まり効果なし 
 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101211X763.html

ニホンの「低俗」なまんがも、きっと同じこと。好奇心に蓋はできない。



◆ ◆ニッポンもんだい◆ ◆

10月09日 朝日新聞
「公安情報」流出、被害の6人が告訴状 東京地検 
 http://www.asahi.com/national/update/1209/TKY201012090384.html

12月10日 読売新聞(goo経由)
警視庁情報流出、イスラム教徒の男性らが告訴 
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20101210-567-OYT1T00084.html

>告訴状によると、6人は、氏名、住所、旅券番号などの個人情報を含む警視庁の内部文書の流出によってプライバシーを侵害され、「国際テロ」の容疑者との誤った疑いをかけられ、生命・身体の安全が脅かされているなどとしている。 (読売)

>同日、東京・霞が関で記者会見した6人の弁護団の 梓沢 ( あずさわ ) 和幸弁護団長は「詳細な個人情報を漏えいした悪質な犯罪。公安当局は流出を率直に認めて謝罪し、被害拡大を防ぐべきだ」と述べた。同席したイスラム教徒の外国人男性は「テロリスト扱いされ、家族に迷惑がかかるので家に帰れない。これからどんな人生になるのか、不安で眠れない」と訴えた。 (読売)

朝日の方が妙になんか歯にモノが挟まってるみたいな言い回しなのがな、どうも。

 
◇ ◇ ◇

積み残しあるが、タイムアップ。
続きは次に。
ほな、また〜

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