09月13日前後のスクラップから

妙に少ないと思っていた9.11メモリアル・デー関連の報道は、
12日過ぎたらドカンと。
しかしまあ、それはそれで、
政治利用の臭いがプンプンとするものの多いこと、多いこと。


気を取り直して、このところのスクラップに、行くぜ!


言論の自由は庶民の力】

09月13日 神戸新聞(共同)
特ダネの伊雑誌編集部捜索 産廃不法投棄の記事めぐり
 http://www.kobe-np.co.jp/knews/0001438650.shtml

重要なこと(だと思う)ので、記事前半を丸コピ。

>イタリア財務警察は12日、エスプレッソ誌編集部と記者2人の自宅を家宅捜索、パソコンや手帳などを押収した。12日発売の同誌は南部ナポリ近郊に放射性物質を含む多量の産業廃棄物が不法投棄され、これを容認した与党政治家や自治体首長らが犯罪組織側からわいろを受け取ったとの特ダネ記事を掲載している。

>情報源特定が目的とみられ、同誌や新聞・雑誌団体は「報道の自由への弾圧」と反発している。

流石 ファシスト党が生まれた国だな、などと他人事のようにしていられないよな。どこの国も程度問題はあれ、これに近いことは起きていると見ていいはず。



【国境を越えて・ビルマ

09月12日 CNN
スー・チーさん、食料受け取り拒否を中止へ 軍政の譲歩で
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200809120030.html

09月12日 朝日新聞
スー・チーさんの禁止事項を緩和 ミャンマー軍政譲歩
 http://www.asahi.com/international/update/0912/TKY200809110287.html

譲歩、譲歩、って言っても、元々が法的根拠もなく閉じ込めているだけだからなあ。この見出しもなんだかなあ、と。本当にささいな「譲歩」で、自由からは程遠いわけだからして。
スーチーさんが(とりあえず)無事なのは良かったけれども。
今週頭に各紙が一斉に、スーチーさんがハンストではないと軍事政権側が発表した、と報じたことで、むしろ軍事政権の否定する分「ハンストだよね、やっぱ」とお墨付きを与えたところは、悲しいが笑えるというかなんとか、だったんだがな。
マイナス120がマイナス90くらいになっただけの話で、ゼロすら見えてこない状況かと。



【仮面の微笑み・タイ】

09月13日 神戸新聞(共同)
タイ首相府敷地で田植えも 市民団体占拠続く
 http://www.kobe-np.co.jp/knews/0001440100.shtml

写真がぶっ飛んだというか、田植え中の写真。でも、

>デモ参加者が敷地内で田植えをするなど国の行政をつかさどる建物に似つかわしくない、荒れた状態となった。

田植えをすることがどうして「荒れた」状態なんだろうか。それ以外の、生活観溢れる描写はまあ「荒れた」と言ってもまあ仕方がないかもしれないが(そこにも「荒れた」としてしまうには多少の違和感はあるにしても、でもまあ)。田植えだぜ、田植え。むしろ、植物を育てる、それも(タイでも)主食であり食の根本であるイネを育てることが、そんなに悪しざまに言われないといけないことなんだろうか。
と、重箱の隅のどうでもいい辺りに思いっきり拘泥しつつ。



【ニッポン問題】

09月13日 毎日新聞
米原子力艦:放射性冷却水の排出を容認 外務省
 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080913k0000m010162000c.html

外務省もまた、売国奴の集団。放射性物質による汚染云々も心配の必要があるが、それ以前に、国家として完全に舐められているのに、その相手に阿ってどないする気やねん、と。

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